苦手な復習が得意になる方法
DVDなどの講義メディアが記憶力の向上に効果的と述べましたが、1回学習しただけでは長期間に渡り脳内に保存される長期記憶とはなりません。
記憶というものは複数回に渡り学習を重ねる、つまり反復し復習することで確実な長期記憶として脳に保存されるのです。
しかしながら、誰もがこの復習という作業を苦手としています。それは何故か。テキストを読み記憶するという単調な行為を繰り返し行うことで、脳が拒否反応を示しているからです。ここでも脳への刺激が関わってくるのです。
復習はテキストから過去問へ
では、どうすれば復習という行為で脳に刺激を与えることが出来るのでしょうか。その方法はとても簡単です。テキストによる暗記という単調な行為から、過去問への挑戦という刺激的な行為に変えてしまえば良いのです。
まだ基礎知識が定着していない学習の初期段階では不正解ばかりとなるでしょう。しかし、不正解になるからこそ、より記憶はしっかりと定着されるのです。
記憶は失敗(不正解)と繰り返し(反復学習)により強化され、形成されていくものです。ということは、不正解を繰り返し同じ問題に何度も挑戦した方が、より正しい記憶を定着できるということなのです。
さて、過去問による復習を行うことで、さらなる効果がもたらされます。それが、解答スピードの向上です。多くの問題が出題される本試験では、正確な知識とともに多くの問題を試験時間内に解答するスピードが求められます。
それも多くの過去問を繰り返し行うことで、問題を読み理解し解答を導くという思考の工程が格段にスピードアップすることは間違いありません。
より多くの過去問に挑戦し、不正解を繰り返して正しい知識と素早い解答スピードを身につけて下さい。過去5年分の過去問を5回繰り返した段階で、みなさんの学習レベルは極めて合格に近い位置にあると断言できます。
「過去問を制する者は社会保険労務士試験を制す」。この言葉は、決して大げさではなく、多くの合格者が口を揃えて言っている真実なのです。