出題科目と学習ポイント
3カテゴリ全8科目にも及ぶ社会保険労務士試験ですが、それぞれの科目に学習ポイントが存在します。私が過去3回に渡り受験し、自分なりにポイントだと思った点を紹介したいと思います。
参考になるか甚だ不安ではありますが、試験の中心となる、労働法令と社会保険法令、そして年金関連に関して述べさせていただきます。
労働法令とは、労働基準法を中心とした労働者を保護するための法律の集合を差しています。また、これら法律は互いに密接した関係にあり、複数の法律をリンクしたものとして把握することが重要となります。
また、具体的には「労働者」や「使用者」、「賃金」といった基本用語は確実に覚えることは当然として、労働契約や賃金、就労時間に休日に関する法規制された期間や日数、時間などを正しく覚えることが大切です。
社会保険法令に関しても、健康保険や厚生年金保険、労働者災害補償保険や雇用保険など、様々な保険知識の習得が必要となります。
ポイントとしては、各保険の目的(趣旨)をしっかりと理解するとともに、その仕組みと費用負担の算出方法を記憶すること。また、各保険の納付と給付方法、そして、支給額の算出方法に支払い期間も理解する必要があります。
年金制度は仕組みに加え歴史も抑える
社会保険法令の中には、厚生年金や国民年金に関する問題も出題されます。これも、公的年金、企業年金、個人年金などの種類が存在するため、学習はそれら各年金の概要と仕組みを理解することから始めて下さい。
また、試験では年金制度の歴史を問われることもあるため、エポックとなる出来事の年代とその名称など、出題傾向の高い所は抑えておきましょう。
もちろん、各保険の保険料の算出基準や給付年齢、さらには給付要件や法改正など広範囲に渡る様々な知識の吸収が不可欠となります。
このように、社会保険労務士試験の学習範囲は膨大であり、合格レベルに必要な学習期間も長期間に渡ります。次ページでは、初学者に必要な学習時間と期間についてお伝えしていこうと思います。