社会保険労務士の受験を決意する前に

社会保険労務士を目指す皆さん、はじめまして。
私は、2007年に3度目の挑戦で社会保険労務士試験に合格し、現在、都内で労務関連のコンサルタントとして独立開業している現役社労士の者です。

ここ最近の年金の未払いをはじめとする社会保険問題や、ワーキングプア層の拡大といった労働問題がクローズアップされたことで、それら諸問題を扱う社会保険労務士に注目が集まっているようです。

それは、平成22年(2010年)に試験の申込者数が7万人を超えたことからも明らかであり、また、クライアントや知人からも「社労士ってどんな仕事するの?」や「試験は難しいの?」などの質問を受けることが多くなったという側面もあり、その認知度の拡大と注目度を肌で感じています。

確かに不況の今は、特に様々な労働問題や社会保障に関する問題が多くの企業で噴出しており、我々、社会保険労務士のニーズは拡大していることは間違い有りません。となれば、「私も社会保険労務士を目指してみよう!」と思われる方が増えるのは当然のことです。しかし、皆さんには社会保険労務士試験の受験を決意する前に、必ず確認してほしいことがあります。

 

受験資格の確認は必ず学習前に!

 

確認して欲しいこと。それは、社会保険労務士試験の受験資格です。
社会保険労務士試験の受験資格には、①学歴による資格②経験(職歴)による資格、そして、③既存の所有資格による資格の3種類があり、それぞれ細かく規定されており、その中の1つでも満たせば受験が可能となります。

詳しくは、社会保険労務士試験を主催する(財)全国社会保険労務士連合会による「社会保険労務士試験オフィシャルサイト」にある『受験資格』ページを参照し確認して下さい。

社会保険や労働問題に関心を持ち、社会保険労務士という資格に興味を持っていただけたことは、現役の社会保険労務士としてとても嬉しく思います。

しかし、だからこそ、自身の受験資格を確認しないままに学習を開始し、申し込みをしたその時に受験資格が無いことを知るなどということがないよう、必ず受験を決意する前に受験資格を確認することを強くお勧めするのです。